鍵屋コラム

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上下同じ鍵・別々の鍵・防犯性が高いのは?

上下同じ鍵・別々の鍵・防犯性が高いのは?

住宅の防犯性を高める目的で1つの扉に鍵を2つ取付ける『1ドア2ロック』が推奨されます。
鍵穴の不正開錠(ピッキング)や、破壊開錠に対しては鍵穴が1つより2つ以上あった方が、時間稼ぎの面からも防犯性が高いのは間違いありません。

  1. 上下別々の鍵
  2. 上下同一の鍵

どちらの方がより防犯性が高いのか?防犯意識が高いお客様から度々質問されることがありますが、結論としては『お客様の好み次第』といえます。

余談ですが、上下や複数個の鍵穴に対して同じ1本の鍵で操作できる鍵のことを「同一キー、2個同一キー、3個同一キー」と呼び、それぞれ独立した別々の鍵は「個別キー」と呼びます。

同一鍵と別々鍵の比較

  • 盗難にあった場合
    同一キーの場合は確実に解錠されてしまいます。個別キーの場合で片方だけの盗難被害であれば鍵を開けられての入室は阻止できます。
  • 紛失した場合
    同一キーの場合はご自身も入室の手段を失ってしまいます。個別キーの場合にも、片方だけ紛失しようが両方紛失しようが、いずれの場合でも入室の手段がなくなってしまいます。
  • 外出時の管理
    個別キーの場合1つはバッグ、1つはポケットなど別々に携帯しないと、わざわざ別々の鍵にしている意味がありません。同じキーホルダーに付けていては盗難紛失時には結局両方なくなってしまいます。
  • 鍵の開け閉め
    個別キーの場合には2つの鍵を分かりやすく管理する必要があります。
    間違った鍵を何度も何度も鍵穴に刺してしまうのは、鍵にとっても鍵穴にとっても寿命や不都合の原因の観点から注意しなければなりません。

以上のことから、同一キーも個別キーも防犯面の差はあまりないと思います。反面、管理保管の観点でより単純な同一キーの方が優位性が高いかもしれません。

防犯面では鍵形状がポイント

空き巣被害で玄関から侵入される場合の一般的な方法は、鍵を開けるか鍵を壊すかになると思います。
つまり防犯面からは、鍵の紛失盗難は別として、同一キー、個別キーの問題以上に、より不正開錠されづらい鍵、より壊しづらい鍵にすることが防犯性を高めるポイントといえます。

特に「不正開錠されづらい鍵」は重要です。破壊となれば素手で壊せるような鍵は絶対にありませんので、どうしても電動工具の機械音が鳴り響くため、昼夜問わず中々難しいです。つまり防犯的には「より不正開錠されづらい鍵を2個以上」が現実的です。

ピッキングに強い鍵を2個以上
ピッキング(不正開錠)とは、ポケットに簡単に隠せるほどに小さい専門の道具(腕前次第では針金やクリップでも可能)を使って、鍵を開けてしまうことです。カギの形状によっては1分未満で開錠されてしまうので、鍵が2個あっても2分程度で開けられてしまいます。

古いタイプの玄関ドアや鍵穴でも、最新のピッキングに強い鍵に変更可能です。どうしても変更が難しく断られた場合などもお気軽にご相談ください。今の鍵穴とは別に新たに耐ピッキング性能に優れた鍵を新規に取り付けることも可能です。

町田市相模原市横浜市の鍵屋さんランニングモンキーズへ電話、LINE、メールフォームなどで作業員に直接無料相談する。もちろんキャンセル無料です。

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